郷土料理 富山県 「べっこう」

富山県の郷土料理「べっこう」

べっこうは、お祝い事や年中行事など特別な日に作られ、食べられてきた伝統的な料理です。

ご馳走として各家庭でつくられてきたそうです。

我が家でも、お正月に毎年かかさずに「べっこう」がハレの日のご馳走として、おせち料理として母がつくってきました。

私はべっこうをつくったことがなくて、以前、母にレシピを聞いたのですが「分量は、だいたいよ」と言っていたので、きっと目分量でつくっていたのだと思います。

いざ自分でつくろうと思ったとき、鰹節や昆布などの出汁が使われていないことに、びっくりしました。きっと、寒天の味いをを楽しむ料理なのだなと思いました。

今年、従姉妹にレシピを教えてもらってつくりました。おばあちゃんの味です。

たまごが全体に混ざらなかったのですが、つるんとして甘みがあって美味しかったです。暑い季節にも、ひんやり美味しいなぁと思いました。

富山出身のおばあちゃんがつくっていた「べっこう」は、富士山の形をしていたそうです。

べっこうの中に入っている　たまごが、富士山のすそ野にかかった雲をあらわしていたそうです。

お茶の時間にも、楽しみたいと思います。

べっこうのつくり方や由来

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